口腔外科

●親知らずについて

体調が悪い時、それぞれ症状に合った病院にかかります。
お腹が痛い時には内科、視力が気になったら眼科、骨折は整形外科というように、この症状ならこの科という専門の科があります。
実は、歯科も専門に分かれているのです。歯科医師も、虫歯なら保存科、入れ歯なら補綴科(ホテツ科)、小児歯科、予防科、矯正科、口腔外科というように専門に分かれているのです。

その中で口腔外科という分野があります。
歯科医師といえば、一般的に虫歯を治す、入れ歯を作るイメージが強いので、馴染みがない分野かもしれません。
具体的には、歯科医師の中でも、歯を抜くことや、口腔癌、あごの疾患に強い歯科医師です。

人の歯の数をご存知でしょうか。成人の場合、左右で16本、上下で32本の歯が生えることになっています。
近年は大昔の人間と比べてあごが小さくなっているため、左右に7本ずつ、上あご、下あごに14本ずつしか生えるスペースがない人が多いのです。
上下左右の一番奥に生える8本目の歯を親知らずと言います。だいたい、20歳前後で生えるスペースがある人は口をあけると確認できます。
しかし、スペースがなくて、生える場所がない場合、半分だけ出た状態で、後ろ半分が歯肉に隠れたままの状態の場合があります。
こういった場合、とても汚れがたまりやすくなり虫歯になりやすい困った環境なのです。
しかも、虫歯が進行すると口を開けにくくなります。また、親知らずを智歯(ちし)とも呼ぶのですが、智歯周囲炎という炎症を起こしやすいのです。
この親知らずを抜く場合、正直どの歯科医師にとっても、見やすい前歯と比べて、一番奥は器具も入りにくいですし、親知らずは嫌なものです。
そういった難しい抜歯を専門としているのが口腔外科ということです。
親知らずは、時にレントゲンを撮ると歯が歯肉の中にはあるものの、生えずに口の中には見えてこない場合があります。
こういった口の中には確認できないが、レントゲン写真にはある歯を埋伏歯(マイフクシ)と呼びます。
虫歯にもならないしそのままでいいのでは?と思うかもしれませんが、歯は上に生えようとする習性があり、先に述べた智歯周囲炎といい、体調が悪い時など、歯が隠れている歯肉のあたりが腫れてしまう方もいます。
また、歯の矯正をしている人に多いのですが、きれいに並べた歯を一番後ろから押してしまうので、8番目の歯は抜いてしまうことが多いのです。
埋伏歯の抜歯は、親知らず抜歯の中でもとても難しいものです。まっすぐに上を向いて生えていてくれればいいのですが、生えるスペースがなく、前の7番目の歯を押すように90度傾いて水平に生えている場合もあるのです。
特に、下あごの親知らずは、神経に近接しているため、傷をつけてしまうと、唇のしびれが生じるなどリスクがあるのです。
やはりそういった困難な抜歯は専門としている歯科医師にお願いしようと、歯科医師の中でも、他院の口腔外科を専門としている歯科医師へ患者さまを紹介するケースもあります。

●顎関節症や顎変形症

また、口腔外科という分野では、あごの疾患にも対応することができます。
あごの病気といえばどんなものがあるのか、特に不調を感じていない方には想像が難しいかもしれませんが、顎関節症(がくかんせつしょう)、顎変形症(がくへんけいしょう)という病気があります。
まず、顎関節症です。あごも腕やひざと同様に関節でできています。口を開けたり閉めたりする際に、あごの関節を動かして動作をしているのです。
この文章を読んでいるとき、上と下の歯はかみ合わさっていますか?唇を閉じていても、口の中では、上下の歯と歯の間に隙間があり、噛み合わさっていないのではないでしょうか?
実は、この噛み合わさっていないわずかな空間のある状態が理想的なのです。
顎関節症の方の多くは、“ぼーっとしてみてください。歯と歯がかみあわさっていますか?”と質問すると、噛んでいると答える方が多くいらっしゃいます。これは、常時あごに力がかかっているため、あごを支える筋肉がいつでも緊張状態にあるのです。
あごの関節は、お話をするとき、食事をするとき、日中動かす回数が大変多い関節です。そして、人間は力を入れる際に歯を食いしばりますが、そういった大きな力がかかる関節でもあるのです。
顎が痛いという症状で顎関節症が判明する方もいますし、顎をあけると「カクン、カクン、パキ、パキ」っと音がするといったような不安を訴える患者さまもいらっしゃいます。
治療を終えた患者さまの中には、通院してから頭痛や肩こりが減ったというように、あごの関節の不調が、全身に影響を与えているケースもあるので、放っておかずに対処すべき疾患の一つです。

あごの疾患の中でも注意が必要なのが、顎変形症(がくへんけいしょう)という疾患です。
顎変形症の中で、多いケースがうけ口になるタイプです。
やはり、下あごが出ている場合は、審美的な問題から来院される方が多いです。
実際、噛み合わせが逆になってしまうと、うまく噛み切れないなどという問題やあごの変形から顔がゆがむなどの症状もあります。
程度は患者さまそれぞれによって異なりますが、軽度の場合は、歯科矯正のみで対応することができますが、重症な場合は、顎を切ってバランスをとる手術が必要になります。
こういった手術を行うのが歯科の分野の“外科”、口腔外科です。
顎変形症という診断がついた場合は、矯正歯科に関しても私費診療ではなく、保険が適応となります。

歯科医師の中でも口腔外科分野というのはあまりなじみがないことと思いますが、抜歯のプロであったりあごの疾患にも精通していること、そして口の中にできる癌を早期に発見し治療をすることができるというトレーニングを受けた歯科医師であるといえます。

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