治療のご案内

口の中には約300種類の虫歯菌がいますが、その中で虫歯になる虫歯菌の数は10数種類といわれています。虫歯菌は、さらに歯の内部の象牙質という部分まで入りこんで、虫歯を進行させます。

歯周病は、細菌の感染によって引き起こされる炎症疾患です。
歯と歯肉の境目(歯肉の溝)が汚れたままになっていると、そこに多くの細菌が溜まり、歯肉の周辺が炎症をおこします。そして痛みはほとんど感じないまま、歯周病は進行し、歯肉周辺を赤くし、腫れた状態にします。

人の歯の数をご存知でしょうか。成人の場合、左右で16本、上下で32本の歯が生えることになっています。
近年は大昔の人間と比べてあごが小さくなっているため、左右に7本ずつ、上あご、下あごに14本ずつしか生えるスペースがない人が多いのです。
上下左右の一番奥に生える8本目の歯を親知らずと言います。だいたい、20歳前後で生えるスペースがある人は口をあけると確認できます。

歯並びが悪いと磨き残しが多くなるので、虫歯や歯周病になりやすくなります。
磨き残しや歯周病があると、口臭の原因にもなります。

また上下の歯が上手に噛み合わない場合は、口やあごのバランスが崩れ、ますます歯並びや噛み合わせが悪くなることがあります。

『根管治療』とは、いわゆる「根っこの治療」「歯の神経の治療」と呼ばれるものです。

根管治療には『抜髄』と『感染根管治療』とがあります。

インプラント治療とは、チタン製の小さなネジのような形のインプラント体を骨の中に埋め込み、その上に人工の歯を固定する治療法です。
小さな入れ歯やブリッジでも、歯ぐきより上の歯冠の部分は再現できますが、歯根を再現することはできません。
そこで、インプラント治療で歯根まで再現し、見た目と機能の両面において、元の自然に近い状態を再現させる事ができるのです。

何らかの理由で歯を失った場合、歯を新しく入れなおす場合「入れ歯」を用いる事もあります。数本の歯を入れる事も、全部入れ替える事もできますが、入れ歯の種類や材質によって、使用感やお手入れ方法に違いがあります。

クリーニングをしてもなかなか取れない歯の黄ばみの悩みを「ホワイトニング」で解決します。歯を削る事がないので、痛みや不快感がなくリラックスして治療を受ける事ができます。笑顔を見せる度にあふれる、健康な白い歯を手に入れましょう。

私たちの願いは「子供たちが、一生自分の歯で美味しくご飯を食べ、健やかに成長できる事」です。
お口の中の健康から、子供たちの支援をしてきたいと考えております。

その為に、保護者の方々に少しでも多くの歯科知識を持ってもらい、子供たちの健康について一緒に考えていけたらと思っております。

歯並びの乱れは、口の中だけの問題ではありません。全身の発達や健康、そして心にまで影響を与えてしまうのです。子どもの心身の健康の為にも、なるべく早めに解決してあげましょう。

虫歯や事故など、何らかの要因で歯の一部が損なわれてしまった場合に、その損なった部分を補う為に材料をかぶせたりしますが、その欠損部分をセラセラミック素材で行う治療の事です。

以前は、銀歯や金歯などの金属を使う事が多かったのですが、近年では見た目のきれいさを重視する方が増えた為、自然な見た目で補う事が出来るセラミックが選択される事が多くなりました。

インレーには金属で作られたものやレジン(プラスチック)で作られたものや、セラミック(陶器)で作られたものなど様々な種類があり、保険対象や保険対象外の材料があります。

虫歯の治療などで歯を削った後に被せる人工の歯の事で、よく「差し歯」や「被せ物」といった呼ばれ方をしますが、そういった修復物の総称を「クラウン」といいます。
比較的大きな虫歯の治療をした後や、根管治療をした後は、このクラウンによる治療をすることが一般的です。